2013年8月17日土曜日

香港における創作表現を取り巻く現状  ―著作権問題と審査制度などから―

 2013年8月13日に開催した「マンガ文化の自由を考える国際シンポジウム・午前の部」には、50人以上の方が参加して下さいました。
 参加者の皆様と、講師の張先生に御礼を申し上げます。

 またこの講演会のために、自由民主党所属、静岡県選挙区選出の参議院議員、岩井茂樹先生が、お祝いのメッセージを寄せて下さいました。

 

 マンガ文化が直面する規制問題に関しての、岩井先生の深いご理解と、温かいご支援に、厚く感謝を申し上げます。



香港における創作表現を取り巻く現状  
 ―著作権問題と審査制度などから― 

日時: 
 2013年8月13日(火)10:30~12:00 
場所: 
 文京シビックセンター26階・スカイホール 


講師: 
  (香港中文大学社会学科講師) 
 Dr. CHEUNG Yuk Man 
  (Lecturer, Department of Sociology, Chinese University of Hong Kong) 





内容: 
 我が国でも著作権侵害が非親告罪化されるのではないかとの懸念が広がっていますが、日本と同様にマンガが庶民に広く親しまれている香港では、著作権法制の強化によって、パロディ漫画などが規制されるようになってしまいました。 
 この背景には、知的財産権拡大の問題だけではなく、風刺漫画を警戒する中国共産党政府の意向が絡んでいるとも言われています。 
 香港における創作表現を取り巻く現状について、著作権制度と審査制度などの観点から、香港中文大学講師の張彧暋先生に解説をして頂きました。 


共同開催: 
 特定非営利活動法人うぐいすリボン


参照:
 受講者によるUstream配信


(写真提供:マンガ論争編集部)