2017年7月8日土曜日

マンガがこれからも自由であるために

2017年7月8日に開催した講演会「マンガがこれからも自由であるために」には、マンガ研究者やメディア関係者を中心に約70人の方が参加してくださいました。講師のジャクリーヌ・ベルント先生と、パネラーとして登壇して下さった永山薫さん(マンガ評論家)、パトリック・ガルブレイスさん(文化人類学者)、そして参加者の皆様に御礼申し上げます。




 日時:2017年7月8日(土)14時~15時30分
 場所:あうるすぽっと 会議室B (東池袋)
 講師:ジャクリーヌ・ベルント教授(ストックホルム大学)

 竹宮恵子氏らとともに、長年にわたって、マンガに対する検閲と戦ってきたジャクリーヌ・ベルント博士が、2017年4月にストックホルム大学の教授に就任しました。国連機関や海外報道機関を巧妙に利用して、マンガ規制の「外圧」が作られていく中、マンガがこれからも自由であるための道について講演をして頂きました。


ジャクリーヌ・ベルント
 ストックホルム大学教授(日本語、アジア文化)。
 1963年生まれ。旧東ドイツ、ベルリン出身。
 フンボルト大学ベルリンにおいて日本学と芸術学を専攻。1991年に同大学より美学でPh.Dを取得。来日後は、横浜国立大学助教授、京都精華大学教授、国際マンガ研究センター副長などを歴任。
 2001年に横浜で開催された「第2回児童の商業的性的搾取に反対する世界会議」においては、「漫画はCSEC(児童の商業的性的搾取)ではない」と題したワークショップを、社会学者の宮台真司氏、精神科医の斉藤環氏、哲学者の東浩紀氏らとともに行った。


 主催:うぐいすリボン
 共催:コンテンツ文化研究会女子現代メディア文化研究会


主催者からのお願い  今後も「表現の自由」に関する講演会等を継続するために、皆様からの寄付を必要としています。クレジットカード、コンビニ支払、銀行振込、ゆうちょ振替で簡単に決済できますので、ぜひ御協力くださいませ。