2023年2月23日木曜日

地方条例によるインターネット書店規制問題を考える

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 「地方条例によるインターネット書店規制問題を考える」

講師:水谷瑛嗣郎さん(メディア法学者/関西大学准教授)
(2023年2月23日 開催)



内容:
 鳥取県で有害図書に指定された科学書が、大手インターネット書店の売場から撤去されて全国的に販売が中止されるなど、地方条例で有害図書・不健全図書に指定された書籍のインターネット上での取扱いを巡って新しい問題が起きています。一つの自治体による規制の決定が全国の他の地域にまで及んでしまう問題や、青少年への提供の規制のはずが成人でも買えなくなってしまう問題、特定地域の書店での物理メディアを想定した制度のはずが電子書籍の流通をも遮断し始めている問題などについて、メディア法学者の水谷瑛嗣郎さんに解説して頂きました。

関連報道(読売新聞オンライン):

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2023年2月20日月曜日

『青少年に有害!』(ジュディス・レヴァイン)ブックトーク

うぐいすリボン主催ブックトーク「性表現の自由と規制をめぐって」 第2回『青少年に有害! 子どもの「性」に怯える社会』(2022年11月収録)  著者:ジュディス・レヴァインさん(作家/ジャーナリスト)  質問:スヴェトラーナ・ミンチェバさん(全米反検閲連盟プログラム顧問)


うぐいすリボンでは、話題の本の著者をお呼びして、表現の自由と規制にまつわるブックトークを実施することになりました。第1シーズンは世界的に激論化している性表現の問題にフォーカスし、『ポルノグラフィ防衛論』『青少年に有害!』『シリコン・バリューズ』の3冊を取上げます。司会は、全米反検閲連盟(NCAC)プログラム顧問で、アートに関する表現の自由がご専門のスヴェトラーナ・ミンチェバさんです。

第1シーズン第2回目の今回は、2002年にミネソタ大学出版局から刊行され、ロサンゼルス・タイムス賞を受賞した『青少年に有害! 子どもの「性」に怯える社会』の著者である作家のジュディス・レヴァインさんに登場して頂きました。動画の中でも言及されているように、本書は発表されるやいなや、全米でペドファイルをめぐるパニック的な論争を引き起こすことにもなりました。


(字幕の一部に、2023年現在の定訳とは若干異なる訳語等がございます。ブックトークという企画の趣旨に照らし、2004年出版の日本語版となるべく同じ表現を用いました。ご了承ください。)

“Harmful to Minors: The Perils of Protecting Children from Sex”は、2002年にミネソタ大学出版局から出版され、2004年に日本語訳『青少年に有害! 子どもの「性」に怯える社会』が河出書房新社(東京)から出版されました。

トークの情報量がとても多く、字幕では入りきらなかったため、補足情報としてnote記事を公開いたしました。こちらもぜひご覧ください。


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『ポルノグラフィ防衛論』(ナディーン・ストロッセン)ブックトーク

うぐいすリボン主催ブックトーク「性表現の自由と規制をめぐって」 第1回『ポルノグラフィ防衛論』(2022年12月収録)  著者:ナディーン・ストロッセンさん(元アメリカ自由人権協会会長)  質問:スヴェトラーナ・ミンチェバさん(全米反検閲連盟プログラム顧問)


うぐいすリボンでは、話題の本の著者をお呼びして、表現の自由と規制にまつわるブックトークを実施することになりました。第1シーズンは世界的に激論化している性表現の問題にフォーカスし、『ポルノグラフィ防衛論』『青少年に有害!』『シリコン・バリューズ』の3冊を取上げます。司会は、全米反検閲連盟(NCAC)プログラム顧問で、アートに関する表現の自由がご専門のスヴェトラーナ・ミンチェバさんです。

第1シーズン第1回目の今回は、1995年にアメリカで出版され、その後の性表現をめぐる議論に大きな影響を与えた『ポルノグラフィ防衛論』の著者で、アメリカ自由人権協会(ACLU)の会長も務めたナディーン・ストロッセンさん(弁護士/ニューヨーク法科大学院教授)に登場して頂きました。ACLUは、アメリカを代表する人権団体であり、表現の自由の擁護についての確固とした姿勢で知られています。


(字幕の一部に、2023年現在の定訳とは若干異なる訳語等がございます。ブックトークという企画の趣旨に照らし、2007年出版の日本語版となるべく同じ表現を用いました。ご了承ください。)

“Defending Pornography: Free Speech, Sex, and the Fight for Women's Rights”は、1995年にScribner出版(ニューヨーク)から初版が出た後、2000年にニューヨーク大学出版局から改訂版が出版されました。2007年に、このニューヨーク大学出版局版を日本語訳したものが、『ポルノグラフィ防衛論 アメリカのセクハラ攻撃・ポルノ規制の危険性』としてポット出版(東京)から刊行されています。

トークの情報量がとても多く、字幕では入りきらなかったため、補足情報としてnote記事を公開いたしました。こちらもぜひご覧ください。


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