うぐいすリボン主催ブックトーク「性表現の自由と規制をめぐって」
第1回『ポルノグラフィ防衛論』(2022年12月収録)
著者:ナディーン・ストロッセンさん(元アメリカ自由人権協会会長)
質問:スヴェトラーナ・ミンチェバさん(全米反検閲連盟プログラム顧問)
うぐいすリボンでは、話題の本の著者をお呼びして、表現の自由と規制にまつわるブックトークを実施することになりました。第1シーズンは世界的に激論化している性表現の問題にフォーカスし、『ポルノグラフィ防衛論』『青少年に有害!』『シリコン・バリューズ』の3冊を取上げます。司会は、全米反検閲連盟(NCAC)プログラム顧問で、アートに関する表現の自由がご専門のスヴェトラーナ・ミンチェバさんです。
第1シーズン第1回目の今回は、1995年にアメリカで出版され、その後の性表現をめぐる議論に大きな影響を与えた『ポルノグラフィ防衛論』の著者で、アメリカ自由人権協会(ACLU)の会長も務めたナディーン・ストロッセンさん(弁護士/ニューヨーク法科大学院教授)に登場して頂きました。ACLUは、アメリカを代表する人権団体であり、表現の自由の擁護についての確固とした姿勢で知られています。
VIDEO
(字幕の一部に、2023年現在の定訳とは若干異なる訳語等がございます。ブックトークという企画の趣旨に照らし、2007年出版の日本語版となるべく同じ表現を用いました。ご了承ください。)
“Defending Pornography: Free Speech, Sex, and the Fight for Women's Rights”は、1995年にScribner出版(ニューヨーク)から
初版 が出た後、2000年にニューヨーク大学出版局から
改訂版 が出版されました。2007年に、このニューヨーク大学出版局版を日本語訳したものが、
『ポルノグラフィ防衛論 アメリカのセクハラ攻撃・ポルノ規制の危険性』 としてポット出版(東京)から刊行されています。
トークの情報量がとても多く、字幕では入りきらなかったため、補足情報として
note記事 を公開いたしました。こちらもぜひご覧ください。
これからも講演会等の活動を継続するために、皆様からの寄付を必要としています。クレジットカード、銀行振込、ゆうちょ振替で簡単に決済できます。ぜひご協力ください。