2022年12月7日水曜日

ブックトーク「性表現の自由と規制をめぐって」

うぐいすリボンで、話題の本の著者をお呼びして、表現の自由と規制にまつわるブックトークを実施することになりました。

第1シーズンは世界的に激論化している性表現の問題にフォーカスし、『ポルノグラフィ防衛論』『青少年に有害!』『シリコン・バリューズ』の3冊を取上げます。公開までしばらくお待ちください。

動画に日本語字幕を付けたりなどの翻訳編集にけっこう費用がかかるので、余裕のある方は、うぐいすリボンにドーンと寄付をしてくださる助かります!

https://www.jfsribbon.org/p/blog-page_5.html



うぐいすリボン主催ブックトーク
 「性表現の自由と規制をめぐって」

 ナディーン・ストロッセンさん(元アメリカ自由人権協会会長)

 ジュディス・レヴァインさん(作家)

 ジリアン・ヨークさん(電子フロンティア財団「国際的な表現の自由」分野ディレクター

インタビュアー:
 スベトラーナ・ミンチェバさん(全米反検閲連盟プログラム顧問)

2022年10月22日土曜日

解説「違憲な条件の法理」

 解説「違憲な条件の法理」

 講師:横大道聡さん(憲法学者/慶應義塾大学教授)
 日時:2022年10月22日 YouTubeで公開




主催:うぐいすリボン


参考:

 これからも講演会等の活動を継続するために、皆様からの寄付を必要としています。クレジットカード、銀行振込、ゆうちょ振替で簡単に決済できます。ぜひご協力ください。

2022年9月28日水曜日

解説【施行直前】2021改正プロバイダ責任制限法

講師:上沼紫野さん(日本国及びニューヨーク州弁護士)
日時:2022年9月28日 YouTubeで公開予定



内容:
 2021年に大幅改正されたプロバイダ責任制限法が、2022年10月1日より施行され、新しい発信者情報開示の非訟手続制度がスタートします。
 インターネット上で匿名の相手から権利侵害を受けたとき、相手を特定しやすくなったのでしょうか。あるいは、制度が悪用されて、自分の身元を割り出されそうになったとき、どのような対応ができるでしょうか。
 総務省の「発信者情報開示の在り方に関する研究会」の構成員でもあった上沼紫野さんが、新しい制度の概要を、Q&A方式で解説します。


主催:うぐいすリボン

参考:
 (収録2021年5月21日)


 これからも講演会等の活動を継続するために、皆様からの寄付を必要としています。クレジットカード、銀行振込、ゆうちょ振替で簡単に決済できます。ぜひご協力ください。

2022年9月24日土曜日

“危険” な科学・技術に関する情報の統制と自由を考える

講師:大屋雄裕さん(法哲学者/慶應義塾大学教授)
 2022年9月24日(土)ZOOMウェビナーにて開催



内容:
 安倍元総理の暗殺事件をきっかけとして、警察庁を中心に、武器や爆発物の製造情報の規制政策が進もうとしています。また、鳥取県の有害図書指定をきっかけとして、いわゆる「アングラ」系の技術書と青少年健全育成の議論も注目されるようになりました。
 科学や技術に関する情報の統制について、目的・手段と、そのバランスをどう考えるべきなのか。科学技術倫理と法の問題に詳しい、法学者の大屋雄裕さん(慶應義塾大学教授)に解説して頂きました。


主催:うぐいすリボン

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2022年7月16日土曜日

解説講演「表現規制としての商標法」

演題:表現規制としての商標法

講師:平澤卓人さん(知財法学者/福岡大学講師)
(2022年7月16日ZOOMウェビナーにて開催)




内容:
 知的財産権の保護には表現規制としての側面があります。今回は、「ゆっくり茶番劇」の商標登録などで社会的な注目が集まった「商標権」の問題を取り上げ、その背景にある規制と表現の自由とのバランスについて解説をしていただきました。
 講師は、『プラクティス知的財産法Ⅱ』などの共著で知られる、知財法学者の平澤卓人さん(福岡大学講師)です。

主催:うぐいすリボン

参考資料:


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2022年6月18日土曜日

講演「児童の性的保護を理由とするデジタル監視の手法と制度の問題点」

「児童の性的保護を理由とするデジタル監視の手法と制度の問題点」

講師:八田真行さん(情報学者/駿河台大学准教授)
日時:2022年6月18日(土) 20時から
ZOOMウェビナーで開催

 


内容:
 欧州機関が推進するメッセンジャーやクラウドの監視制度や、大手IT企業による写真アルバムの監視システムなど、児童の性的保護を理由とするデジタル監視の仕組が急速に進もうとしています。
 こうした監視の技術的方法と、制度をめぐる政治的背景の問題について、インターネット・ガバナンスの問題に詳しい情報学者でハッカーの八田真行さんに解説して頂きました。

主催:うぐいすリボン


2022年5月15日日曜日

国際機関が主導するメディア・プラットフォームとの協定のガバナンスと表現の自由

 2022年5月15日開催 オンライン講演会
「国際機関が主導するメディア・プラットフォームとの協定のガバナンスと表現の自由」

 2022年4月、日本経済新聞に掲載されたマンガの広告が、日本経済新聞が加盟するジェンダーステレオタイプの問題に取組むための公民協定に違反するとの指摘を国連女性機関から受けたことが報道されて、注目を集めることになりました。  ジェンダー平等だけでなく、自殺や麻薬やタバコやアルコールの問題等、多くの分野において、地方や国や国際間の政府機関が、メディアやプラットフォームとの協定締結による政策推進を行っているわけですが、こうしたゲートキーパーを用いた間接的な表現規制/モデレーションが適切であるためには、どのような課題があるでしょうか。  EUとの比較で情報通信規制を研究している行政法学者の寺田麻佑さんと、インターネット上の表現の自由や広告規制に詳しい情報法学者の成原慧さんに、解説をして頂きました。

講演① 「広告媒体としてのメディア・プラットフォームによる自主規制と表現の自由」 講師:成原慧さん(情報法学者/九州大学准教授)



講演② 「国際機関が主導する官民協定・政策協調・共同規制等と、表現の自由をめぐる今日の課題」 講師:寺田麻佑さん(行政法学者/国際基督教大学上級准教授)
註:
1. サンタクラ原則に言及している部分等についてレジュメの修正があります。
2. サンタクラ原則の文面上はstate actors(国家機関)が対象とされていますが、国連の定めた世界人権宣言の掲げる人権は、国連機関も当然に尊重する義務を負うものと考えらます


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2022年4月16日土曜日

SNSのモデレーションと表現の自由をめぐる近年の動向

演題:SNSのモデレーションと表現の自由をめぐる近年の動向
日時:2022年4月16日 収録
講師:水谷瑛嗣郎さん(関西大学社会学部メディア専攻 准教授)

内容:
 SNSの言論空間としての重要性が高まる中、プラットフォーム企業による表現のモデレーションの判断が、表現の自由の在り方を実質的に決定付ける局面が生まれています。SNSのモデレーションと表現の自由をめぐる最近の動向について、関西大学の水谷瑛嗣郎先生に解説して頂きました。




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