2024年6月9日日曜日

名誉毀損罪及び侮辱罪と、SNSにおける表現の自由

名誉毀損罪及び侮辱罪と、SNSにおける表現の自由

日時:2024年7月28日(日) 午前10:00~11:30
(開始時刻が午前10時からに変更になりました。ご注意ください)
場所:ZOOMウェビナーにて開催(無料)


登壇者:
 朴景信さん
OpenNet Korea理事、憲法学者(高麗大学/UCアーバイン教授)、弁護士(カリフォルニア州)

UCアーバイン国際司法クリニック フェロー、弁護士(ニューヨーク州/現在は日本の弁護士登録はなし)

弁護士(日本/ニューヨーク州)

内容:
 SNSをはじめとするインターネット空間における激しい人格的攻撃が日常化し、名誉毀損罪や侮辱罪の処罰・取締の強化が提唱される流れの中、これまでは「公人」として一定の攻撃的言及を受忍してきた政治家・政党の中にも、積極的に刑事告訴をしていこうという動きがある。一方で、そのような流れを懸念して、名誉毀損罪や侮辱罪を非犯罪化ないしは限定して、言論の自由への委縮効果のより少ない別の対抗手段を取ることを提唱する動きも世界には見られる。
 本ウェビナーでは、インターネット空間の攻撃的な言論を取締る制度の強化が先進的立法事例として世界的に注目される一方で、政治家からの名誉毀損罪や侮辱罪での刑事告訴の多発が問題となっている韓国の状況について、朴景信さんが解説。UCアーバイン国際司法クリニックがまとめた日本の侮辱罪改正についての最新レポートを、とりまとめ役の杉山日那子さんが紹介。それらについて、日本政府のオンライン誹謗中傷対策の制度設計にも携わった経験等から、上沼紫野さんがコメントする予定である。

通訳:
 日本語と英語の通訳があります。ZOOMの設定で音声を選択してください。

2024年6月8日土曜日

電子書籍ストア等で相次ぐクレカ決済停止問題 ~情報法制と消費者保護法制の観点から解決策を探る~

演題:電子書籍ストア等で相次ぐクレカ決済停止問題 
    ~情報法制と消費者保護法制の観点から解決策を探る~

講師:境真良さんiU准教授/GLOCOM客員研究員)

(2024年6月8日(土)ZOOMウェビナー開催)

内容:
 同人系のマンガ等を取扱う日本の電子書籍ストアやコミッション・サービス等で、VisaやMasterの決済サービスが相次いで停止したり、クレカ会社の意向により取扱いのできないコンテンツが大量に削除されたことが、波紋を広げています。長年、日本政府のメディア・コンテンツに関する国際政策に携わってきた境真良さんに、この問題の背景と、今後の見通しについて語って頂きました。 

資料:スライド



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