講師の大屋雄裕先生と橋場義之先生、事例報告をして下さったヤフー株式会社の吉田奨様、後援をして下さった日本インターネットプロバイダー協会様と日本図書館協会様、そして参加者の皆様に、御礼を申し上げます。
演題:
「忘れられる権利」と「知る権利」の衝突
~実名報道、新聞データベース、図書館の今後を考える~
講師:
大屋雄裕さん (名古屋大学教授)
橋場義之さん (元上智大学教授/元毎日新聞編集委員)
日時:
2015年5月17日(日) 14時~16時
場所:
あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター) 3階 会議室B
内容:
過去の報道などについて、「忘れられる権利」を根拠に、公開方法あるいは公開自体の制約を認めるべきか否かが議論になっています。
これは、インターネット検索エンジンのあり方に限られた問題ではなく、新聞記事データベースや、図書館におけるバックナンバーの保蔵など、情報の収集や保管に関連する広い範囲に影響を及ぼす可能性のある論点になってきました。
講演会の前半では、「忘れられる権利」とは何かについて、法哲学者の大屋雄裕先生に解説して頂き、後半では、日本における新聞記事データベース等のこれまでと今後について、新聞学者の橋場義之先生に解説をして頂きました。
講演1:
「忘れられる権利」:欧州の現状と個人情報保護 (大屋雄裕)講演2:
新聞社のニュース図書館 (橋場義之)また講演終了後には、ヤフー株式会社ネットセーフティ企画部長の吉田さんから、「検索結果の非表示措置の申告を受けた場合のヤフー株式会社の対応方針」についての紹介をして頂きました。
主催:
(特活)うぐいすリボン
後援:
(一社) 日本インターネットプロバイダー協会
(公社) 日本図書館協会
写真提供:
マンガ論争編集部
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