追記:
2014年4月12日に始まったこのネット署名は、13,000筆以上を集め、同年5月31日をもって終了しました。
署名サイトの change.org で、「児童ポルノではなく【児童性虐待記録物】と呼んでください」という署名の呼びかけが行われています。(呼びかけ人:廣田恵介 氏)
現実の児童性犯罪の摘発を強力に推進し、実在する被害者の救済を適切に進めていくためにも、漫画等の創作物や普通の家族写真が取締り対象でないことを明確化することは有意義であると思われます。
著名人も続々と賛同を表明し、署名人数はまもなく1万人を超えようとしています。
ゆうきまさみ (漫画家)
赤松健 (漫画家)
おがきちか (漫画家)
北崎拓 (漫画家)
森田崇 (漫画家)
東浩紀 (哲学者)
園田寿 (刑法学者)
金田淳子 (社会学者)
山口浩 (経済学者)
與那覇潤 (歴史学者)
会田誠 (画家)
開田裕治 (イラストレーター)
笹本祐一 (作家)
松沢呉一 (作家)
開田あや (作家)
盛田隆二 (作家)
高須力弥 (形成外科医)
http://www.change.org/ja/キャンペーン/衆議院-参議院の全国会議員721名-児童ポルノではなく-児童性虐待記録物-と呼んでください
参考:
◆ 大阪府青少年健全育成条例
いわゆる児童ポルノ法では、児童ポルノを見る側の価値判断から定義しており、被写体となる子どもにとっては性的虐待や性的搾取が疑われる記録物であっても児童ポルノに該当しない場合があることから、大阪府では被写体となる子どもを守る観点から「子どもの性的虐待の記録」という新しい概念を構築し、これを製造、販売、所持しない努力義務を設けています。
◆ 国際刑事警察機構「適切な用語」
性的虐待を受けて写真を撮られた子どもたちは、保護を受け配慮されるべきであり、受けた虐待の深刻さを「ポルノ」という言葉で矮小化してはならない。