2023年2月20日月曜日

『青少年に有害!』(ジュディス・レヴァイン)ブックトーク

うぐいすリボン主催ブックトーク「性表現の自由と規制をめぐって」 第2回『青少年に有害! 子どもの「性」に怯える社会』(2022年11月収録)  著者:ジュディス・レヴァインさん(作家/ジャーナリスト)  質問:スヴェトラーナ・ミンチェバさん(全米反検閲連盟プログラム顧問)


うぐいすリボンでは、話題の本の著者をお呼びして、表現の自由と規制にまつわるブックトークを実施することになりました。第1シーズンは世界的に激論化している性表現の問題にフォーカスし、『ポルノグラフィ防衛論』『青少年に有害!』『シリコン・バリューズ』の3冊を取上げます。司会は、全米反検閲連盟(NCAC)プログラム顧問で、アートに関する表現の自由がご専門のスヴェトラーナ・ミンチェバさんです。

第1シーズン第2回目の今回は、2002年にミネソタ大学出版局から刊行され、ロサンゼルス・タイムス賞を受賞した『青少年に有害! 子どもの「性」に怯える社会』の著者である作家のジュディス・レヴァインさんに登場して頂きました。動画の中でも言及されているように、本書は発表されるやいなや、全米でペドファイルをめぐるパニック的な論争を引き起こすことにもなりました。


(字幕の一部に、2023年現在の定訳とは若干異なる訳語等がございます。ブックトークという企画の趣旨に照らし、2004年出版の日本語版となるべく同じ表現を用いました。ご了承ください。)

“Harmful to Minors: The Perils of Protecting Children from Sex”は、2002年にミネソタ大学出版局から出版され、2004年に日本語訳『青少年に有害! 子どもの「性」に怯える社会』が河出書房新社(東京)から出版されました。

トークの情報量がとても多く、字幕では入りきらなかったため、補足情報としてnote記事を公開いたしました。こちらもぜひご覧ください。


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