2012年6月28日木曜日

スウェーデン最高裁 漫画絵所持無罪事件



スウェーデン最高裁判所
2012615日 B990-11 
(シモン・ルンドストロム事件)





判決

最高裁判所は起訴を却下

ハードディスクの没収請求は却下される。
押収は取り消しウップサラ県警察署 押収品番号2009-0300-BG3663  p.3:2, 5:2及び5:3及び押収品番号:2009-0300-BG3675p.1)

シモン・ルンドストロムは、犯罪被害者基金に関する法(1994,419号)に基づく費用の支払義務及び地方裁判所における弁護費用の返済義務から解放される。

最高裁判所におけるシモン・ルンドストロムの弁護費用に関しては、レイフ・シルベスキ(弁護士)に対し、公的資金から19,456クローナの報酬が支払われるものとする。この費用は国家が負担する。金額の内訳は、以下。業務に対し14,460クローナ、時間の浪費に対し1,105クローナ、付加価値税として3,891クローナ。

2012年6月8日金曜日

藤本由香里「漫画とジェンダー 」

2012年6月2日(土)開催
うぐいすリボン大阪講演会「漫画表現における性」より

「漫画とジェンダー 」
講師:藤本 由香里 (明治大学准教授)

 漫画評論家で明治大学准教授の藤本由香里さんに、漫画表現における「ジェンダー」の歴史的変遷と社会との関わりについて解説をして頂きました。また、フェミニズム研究における漫画性表現についての論点を紹介し、性表現規制の問題についても併せて議論を展開して頂きました。




藤本先生の講演内容について受講者の方が詳細にまとめて下さっています。御参照下さいませ。
【うぐいすりぼん大阪講演会「漫画表現における性」より】

2012年6月6日水曜日

永山薫「漫画とエロティシズム」

2012年6月2日(土)開催
うぐいすリボン大阪講演会「漫画表現における性」より

「漫画とエロティシズム」
講師:永山 薫 (漫画評論家・編集者) 

漫画評論家の永山薫さんに、漫画表現における「エロティシズム」をテーマに、「人はなぜ絵に官能性を感じることができるのか?」「そもそもポル ノグラフィとは何なのか?」といった素朴な疑問から、認知論、ジェンダー論、ミーム説、芸術史、マンガ史、政治、経済までを、横断的に講演して頂きました。



当日配布資料

2012年6月5日火曜日

堀あきこ「漫画とセクシュアリティ」

2012年6月2日(土)開催
うぐいすリボン大阪講演会「漫画表現における性」より

「漫画とセクシュアリティ」
講師:堀あきこ (ライター)

『欲望のコード―マンガにみるセクシュアリティの男女差』の著者である堀あきこさんに、漫画が「セクシュアリティ」をどのように描いてきたかについて、BLを中心とした漫画表現方法の分析を通して解説をして頂きました。



当日配布資料