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2013年12月8日日曜日

講演会「同人誌・コスプレの自由と、著作権訴訟」

講演会「同人誌・コスプレの自由と、著作権訴訟」 

 12月8日に広島で開催した講演会「同人誌・コスプレの自由と、著作権訴訟」 は、コスプレイベントの運営者や、地元メディア、法学クラスタなどを中心に、約20人の方が受講して下さいました。講師の岡田先生と参加者の皆様に、改めましてお礼を申し上げます。



講師:岡田昌浩さん (広島大学法学部准教授)
日時:2013年12月8日(日) 13時00分~14時30分 
場所:広島オフィスセンター第1会議室

共同開催:
 メディア文化の自由を考える中国・四国の会
 特定非営利活動法人うぐいすリボン



スライド:



2013年9月15日日曜日

講演会「韓国・児童青少年性保護法(アチョン法)による創作物規制の波紋」

「韓国・児童青少年性保護法(アチョン法)による創作物規制の波紋」

 9月6日・7日に東京と京都で開催した講演会「韓国・児童青少年性保護法(アチョン法)による創作物規制の波紋」には、出版関係者と法律家を中心に、併せて約130人の方が参加して下さいました。
 講師のパク・ギョンシン教授、通訳のジャン・ヘヨンさん、弁護士のパク・ドジュンさん、京都大学の曽我部真裕教授と、参加者の皆様に、改めましてお礼を申し上げます。


講師:
 朴景信さん
 (高麗大学教授/カリフォルニア州弁護士/韓国放送通信審議会委員)


(写真:「マンガ論争」編集部提供)

2013年8月17日土曜日

マンガ文化の自由を考える国際シンポジウム・午後の部

 2013年8月13日に開催した「マンガ文化の自由を考える国際シンポジウム・午後の部」には、90人以上の方が参加して下さいました。
 参加者の皆様と、講師のブラウンスタインさん、ミンチェバさん、それに通訳を務めて下さった兼光さんと山口さんに御礼を申し上げます。

 またこの講演会のために、自由民主党所属、静岡県選挙区選出の参議院議員、岩井茂樹先生が、お祝いのメッセージを寄せて下さいました。マンガ文化が直面する規制問題に関しての、岩井先生の深いご理解と、温かいご支援に、厚く感謝を申し上げます。



「マンガ文化の自由を考える国際シンポジウム・午後の部」

日時:
 2013年8月13日(火)13時00分~17時00分
場所:
 文京シビックセンター26階・スカイホール


講演①
 「合衆国におけるマンガ表現規制の現状と、コミック弁護基金の活動について」

香港における創作表現を取り巻く現状  ―著作権問題と審査制度などから―

 2013年8月13日に開催した「マンガ文化の自由を考える国際シンポジウム・午前の部」には、50人以上の方が参加して下さいました。
 参加者の皆様と、講師の張先生に御礼を申し上げます。

 またこの講演会のために、自由民主党所属、静岡県選挙区選出の参議院議員、岩井茂樹先生が、お祝いのメッセージを寄せて下さいました。

 

 マンガ文化が直面する規制問題に関しての、岩井先生の深いご理解と、温かいご支援に、厚く感謝を申し上げます。



香港における創作表現を取り巻く現状  
 ―著作権問題と審査制度などから― 

日時: 
 2013年8月13日(火)10:30~12:00 
場所: 
 文京シビックセンター26階・スカイホール 


講師: 
  (香港中文大学社会学科講師) 
 Dr. CHEUNG Yuk Man 
  (Lecturer, Department of Sociology, Chinese University of Hong Kong) 


2012年10月22日月曜日

堺市立図書館BL小説廃棄要求事件を振り返る

 10月14日の講演会「堺市立図書館BL小説廃棄要求事件を振り返る」は、120人以上の方が受講してくださいました。
 講師の上野千鶴子先生、寺町みどり先生、御来場くださった皆様、後援をして下さった太田出版さま、まことにありがとうございました。



演題:堺市立図書館BL小説廃棄要求事件を振り返る
日程:2012年10月14日(日)13:00~15:00
場所:日比谷図書文化館コンベンションホール

内容:
 堺市立図書館で2008年に起きたBL小説廃棄要求事件の際に、図書の排除に抗議して監査請求を行った上野千鶴子さん、寺町みどりさんをお招きし、事件について振り返っていただきました。

講師:上野千鶴子(東京大学名誉教授)
   寺町みどり(「ジェンダー図書排除」究明原告団・事務局)


 今回の講演会では、最初に上野先生から、

① 図書館から特定のテーマ・特定の著者の本の排除を要求する運動が全国的に発生している。

② 「ジェンダー」に関連した問題が、政治的にホットなテーマになってくると、それが一種の踏み絵のように機能して、「ジェンダリーフリー派」とみなされた人物の著書が、図書排除要求の対象となった。他にも従軍慰安婦の問題などで同じようなことが起きた。

③ それらの運動は、インターネットで最新情報やノウハウを拡散し、地方議員を使って図書館行政に圧力をかけるなど、無視できない勢力となっている。

と、堺の事件の背景にある、全国的な図書排除要求運動の概要解説があり、この事件に自分が積極的に関わることになった経緯が語られました。




 さらに問題点として、フェミニズムの内部が分裂しており、ジェンダー図書排除には反対していても、BLのような性表現を擁護することには批判的な意見が存在することも踏まえた上で、

「イマジネーションを規制してはならない」
と、創作表現規制への反対姿勢を、

「新しい歴史教科書だって、図書館から排除されてはならない」
と、価値中立的な「知る権利」の重要性を

「フェミニズムは敵ではありません」
と、ジェンダーの話題を怖がるオタクたちへのメッセージを、

印象的な言葉で語っていました。



【関連資料】

 堺市立図書館、BL本5500冊排除騒動の顛末 『創』5月号(上野千鶴子)

 『む・しの音通信』No.68(2008.12.5発行) 特集:「ジェンダー図書排除事件」

 堺市立図書館の5706冊の「特定(BL)図書排除リスト」
 (図書館から排除された「BL小説」には、性描写の全く無い作品も含まれていました)

 みどりの一期一会 「ジェンダー図書排除事件」

 上野千鶴子さんインタビュー「ポルノがレイプを煽ってはいません」






【寄付のお願い】
 今回の講演会の冒頭、上野千鶴子先生から、
「図書排除の問題で講演に呼ばれたことは、驚くことなかれ、今回が初めてです」
とのご紹介がありました。

 それどころか自治体によっては、上野さん自身が「歩く有害情報」扱いされていて、男女共同参画系のNPOが講演に呼ぼうとしても、行政からNGを食らって企画がボツになることが多いんだとか。
 その他の自治体でも、「ジェンダー」の問題が絡む論争的なテーマは避けられて、最近の講演依頼は「お一人様」の話題ばかりだそうです。

「うぐいすリボン」のように賛同者からの寄付金のみで運営されるNPOの強みは、こうした「外圧」を受けずに済むという点にあります。
 行政や特定企業への資金依存は、「論争的」であること自体をタブーとして封印することになりかねないというリスクを抱えているのです。
 うぐいすリボンは、「表現の自由」に関する各種啓発イベントを全国各地で開催しています。今後も活動を継続していくために、皆様からの支援が必要です。
 次の世代に「自由な社会」と「豊かな文化」を伝えるため、ぜひ御協力くださいませ。
http://www.jfsribbon.org/p/blog-page_5.html


【追記】2025年7月13日
 米国のクラウドファンディングのプラットフォームを利用した寄付については、そのプラットフォームを経由して、「助成金」という形でうぐいすリボンに計上されております。

2012年8月30日木曜日

「僕の愛する日本 ~翻訳家シモン・ルンドストロームさん講演会~」

 2012年8月13日のNPO法人うぐいすリボン主催「僕の愛する日本 ~翻訳家シモン・ルンドストロームさん講演会~」にお越しくださった皆様、ありがとうございます。

 当日はコミケ最終日翌日の暑い中、約80人の方が受講して下さいました。

日時:8月13日(月) 13:00〜14:30
場所:文京シビックホール3F会議室

内容:
 日本のマンガ・アニメの質の高い翻訳で世界的に知られる翻訳家のシモン・ルンドストロームさんをお招きして、日本文化の魅力をうかがうとともに、シモンさん自身が刑事訴追を受け、後にスウェーデン最高裁判所で無罪判決を勝ち取った、「マンガ規制」の問題を通じて、海外における日本のマンガ・アニメに対する誤解や偏見の問題を考え、表現の自由と文化の多様性の大切さについてお話し頂きました。

講師:シモン・ルンドストロームさん
1973年生まれ。翻訳家として日本の漫画・アニメ作品を数多くスウェーデンに紹介してきた。
代表的な翻訳作品に、『鋼の錬金術師』『ワンピース』『NARUTO』『名探偵コナン』『らんま1/2』など。

主催:NPO法人うぐいすリボン
協力:マンガ論争、コンテンツ文化研究会、NPO CCC 



2012年7月17日火曜日

脚本家:高間響さんインタビュー

 東京都青少年健全育成条例(通称:非実在青少年条例)をテーマにした演劇で注目を集めた劇団「笑の内閣」の脚本家:高間響さんに、リバイバル公演される『非実在少女のるてちゃん』について、お話をうかがってきました。 



【非実在青少年条例を芝居に】

もう、うちらの劇団の名前「笑の内閣」から分かると思いますけど、三谷幸喜さんの『笑の大学』にものすごい影響を受けました。中学生の時にあれを見て、本気で芝居をしたいと思った。
 まぁ、その影響だけじゃないですけど、「表現の自由」とか「検閲」のことは、ずっと自分の中にテーマとしてあったんです。
 だから、東京都の青少年条例:非実在条例のことがあったときは、これを芝居にしない手は絶対無いと思ったんですわ。

2012年6月8日金曜日

藤本由香里「漫画とジェンダー 」

2012年6月2日(土)開催
うぐいすリボン大阪講演会「漫画表現における性」より

「漫画とジェンダー 」
講師:藤本 由香里 (明治大学准教授)

 漫画評論家で明治大学准教授の藤本由香里さんに、漫画表現における「ジェンダー」の歴史的変遷と社会との関わりについて解説をして頂きました。また、フェミニズム研究における漫画性表現についての論点を紹介し、性表現規制の問題についても併せて議論を展開して頂きました。




藤本先生の講演内容について受講者の方が詳細にまとめて下さっています。御参照下さいませ。
【うぐいすりぼん大阪講演会「漫画表現における性」より】

2012年6月6日水曜日

永山薫「漫画とエロティシズム」

2012年6月2日(土)開催
うぐいすリボン大阪講演会「漫画表現における性」より

「漫画とエロティシズム」
講師:永山 薫 (漫画評論家・編集者) 

漫画評論家の永山薫さんに、漫画表現における「エロティシズム」をテーマに、「人はなぜ絵に官能性を感じることができるのか?」「そもそもポル ノグラフィとは何なのか?」といった素朴な疑問から、認知論、ジェンダー論、ミーム説、芸術史、マンガ史、政治、経済までを、横断的に講演して頂きました。



当日配布資料

2012年6月5日火曜日

堀あきこ「漫画とセクシュアリティ」

2012年6月2日(土)開催
うぐいすリボン大阪講演会「漫画表現における性」より

「漫画とセクシュアリティ」
講師:堀あきこ (ライター)

『欲望のコード―マンガにみるセクシュアリティの男女差』の著者である堀あきこさんに、漫画が「セクシュアリティ」をどのように描いてきたかについて、BLを中心とした漫画表現方法の分析を通して解説をして頂きました。



当日配布資料

2012年5月18日金曜日

『マンガ表現規制問題を考える 何が「有害」なのか?』

創作表現規制に反対していた非政府組織AMI(現在は事実上解散)が、10年前に発行した冊子『マンガ表現規制問題を考える』の一部を、関係者の許諾を得て、PDF化して公開しました。
児童ポルノ禁止法を考える上で、参考になる資料ですので、ぜひご覧下さいませ。

 2002年12月30日発行
『マンガ表現規制問題を考える 何が「有害」なのか?』(NGO-AMI)
ファイル保管庫(こちらからDLできます) 

横浜会議ワークショップ報告
八的暁:朝日新聞の誤報に対する訂正要求結果報告
八的暁:人間のたたかい
アジアマンガ・サミットレポート 
平野裕二:子どもの権利条約議定書解説・翻訳
兼光ダニエル真:米国ポルノ事情入門 
連邦最高裁児ポ法違憲判決 

2012年4月24日火曜日

講演「児童ポルノ禁止法の問題点」 園田寿 教授

 NPOうぐいすリボン主催の「児童ポルノ禁止法に関する院内勉強会」には、国会議員5人、議員秘書11人、メディア4人、一般受講者25人、運営側関係者12人の、合計57人の方が参加してくださいました。




 足を運んでくださった皆様、講師の園田寿先生、会場を手配してくださった細野豪志大臣と、その議員事務所の皆様に、改めまして厚くお礼を申し上げます。


当日配布資料(PDF)
 


演題:児童ポルノ禁止法に関する院内勉強会 (第1回) 
「児童ポルノ禁止法の問題点」
講師:園田 寿 (甲南大学 法科大学院 教授)
日時:4月24日(火) 14時~16時
会場:衆議院第1議員会館 第1会議室
主催:NPOうぐいすリボン
協力:コンテンツ文化研究会、NPO Contents Creation Coalition



参照:園田寿『情報社会と刑法』(成文堂,2011年)152-153頁

「絵」について

 写真やビデオは,生きた人間の描写である。児童ポルノでも生身の子供が被写体となる。たとえそれが演技であったとしても,撮影の際に子供に対する性的暴力がなされたことは間違いない。何よりもこの点が,児童ポルノをいかなる観点からも正当化できない理由となる。

 当初の法案段階では児童ポルノの媒体として「絵」が含まれていた。児童を素材とするポルノチックな絵で表現されているものは,児童を性的な対象とする性癖そのものなのである。被写体が実在するケースとこれらは区別して考えなければならない。したがって,たとえランドセルを背負った女児との性行為をリアルに描いたようなイラスト類であっても,それは本法にいう「児童ポルノ」ではなく,「その他の物」にも含まれない。被害児童を写真と同程度にリアルに描写した絵は,「その他の物」に該当すると解釈することは可能であるし,今後も現実の性的虐待の現場の記録する手段としては,ほとんどが写真やビデオであるだろうから,ことさら「絵」を特別に規定する必要性はない。

 さらにコンピュータによって合成された(疑似)児童ポルノ(子供の顔を成人女性の下半身と合成したもの)や成人女性を使った(擬態)児童ポルノ(成人女性にセーラー服を着せたものなど)も現実に虐待された児童は存在しないために,本法の対象となりえない。今後,そのような表現物を規制対象とするならば,個々の被害児童の権利を保護する本法の射程範囲を大きく逸脱することになるだろう。

2012年3月12日月曜日

講演会:「表現の自由と知的財産権の衝突」

2月25日(土)に開催した、うぐいすリボン講演会「表現の自由と知的財産権の衝突 ~違法DL処罰化と著作権侵害非親告罪化を考える~」には、80人以上の方がおいでくださいました。




2012年1月18日水曜日

寄稿「表現規制への問いかけ」


東海大学文学部教授 河井孝仁


 昨年12月17日に行われたうぐいすリボン浜松講演会で行われたパネルディスカッションのコーディネーターを務めました。内容は性的表現などを理由とするアニメへの規制をどのように捉えるのかという問題が中心になっていました。なかなか楽しい意見交換ができたのですが、そのときの感想などを含め、漫画・アニメ・ゲーム等に対する表現規制の問題について何か書くようにという荻野さん指令がありましたので、ちょっと考えたことなどを記してみたいと思います。  パネルディスカッションを終えた後に「豊かなコンテンツのための裾野としての多様性を保持するために一律規制は疑問。自主規制の際の透明化の必要性なども議論。面白かった」というツイートをしたのですが、今も同じ考え方をもっています。

2012年1月11日水曜日

寄稿「メディアの自主規制 ソフトローの倫理を考える」


静岡大学情報学部講師 原田伸一朗

 去る2011年12月17日、アクトシティ浜松で開催されたうぐいすリボン浜松講演会にて「メディアの自主規制 ソフトローの倫理を考える」と題しまして、1時間ほどお話をさせていただきました。近年のテレビアニメを中心に「自主規制」の現状をご紹介するとともに、そうした自主規制を「ソフトロー」という枠組みで捉え、そのあり方を倫理的視点から考えるという内容です。
「ソフトロー」は、法学の世界で注目を集めている概念です。「やわらかい法」という意味ですが、従来の硬い「法」とは異なり、国家権力によって強制されない、自発的に従うことで担保されるような柔軟なルールのことで、「自主規制」もその一つです。

2011年9月5日月曜日

シンポジウムご報告など

台風の中のSF大会でのシンポジウム、参加されたみなさまありがとうございました。おつかれさまです!
 シンポジウムの様子は、こちら↓。(ツイートやまとめもありがとうございます。)
 うぐいすリボンのピンズや、新しく出来たパンフも好評で、素材担当としては一安心(活動履歴のSF大会の日付を間違えていたことに、中の人が誰も気づかなかったのはご愛嬌)。パンフのデザインは、京都の講演会でもかっこいいチラシを作ってくださったsariさん。急な要望にも応えてくださって、本当に感謝です。
次回、10/23の東京講演会(ご予約受付中!)でも配らせていただく予定です。

シンポジウムでは、佐久間さん、山口さん、荻野さんともに「終わりのない話なので、細く、長く、楽しく、燃え尽きないように 」とおっしゃっていたのが印象的でした。気長に楽しく、閉じないように。うぐいすリボンがその助けになれば幸いです。

2011年7月16日土曜日

SF大会で表現と法規制について語るシンポジウムが開催されます

京都での白田秀彰先生講演「性表現規制の文化史 ── 日本とアメリカ」においでくださったみなさま、ありがとうございました!(※この記事は留守番組の素材部が書いています。)
参加者の方によるレポート、Twitterによる実況ツイートまとめ、感想まとめなどもアップされていますのでご参照ください。(まとめやツイートもありがとうございます!)

会場では、完成したうぐいすリボンピンズもお披露目され、1000円以上ご寄付の方にプレゼントされたようです。

また、いっしょに静岡開催SF大会のシンポジウムのチラシも配布させていただきました。
無料の一般公開プログラム。終了後の懇親会も企画中。出演者も増え中です。どうぞおたのしみに。


→SF大会「表現規制に関するシンポジウム」 7/9用チラシ