ラベル 海外判例 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 海外判例 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014年10月1日水曜日

韓国地裁における非実在児童ポルノの合憲限定解釈無罪事件

水原地方法院城南支院
                判決
事件 2014ゴダン285

[] 児童·青少年の性保護に関する法律違反[訳者注釈i](わいせつ物製作·配布等)
  {認められた罪名 情報通信網利用促進及び情報保護等に関する法律違反(わいせつ物流布)}

[] 情報通信網利用促進及び情報保護等に関する法律違反(わいせつ物流布)

[] 児童·青少年の性保護に関する法律違反(わいせつ物製作··配布等)幇助
  {認められた罪名 情報通信網利用促進及び情報保護等に関する法律違反(わいせつ物流布)幇助}

[] 情報通信網利用促進及び情報保護等に関する法律違反(わいせつ物流布)幇助

被告人 
1(自然人)   訴因[][]
2(自然人)   訴因[]
3(自然人)   訴因[] 
4(自然人)   訴因[][]
5(株式会社)  訴因[][]

判決宣告 2014924


2013年9月21日土曜日

韓国アチョン法:バイブルブラック事件判例


(『バイブルブラック』より)


水原地方法院安山支院

      決  定

2013.8.12
水原地方法院安山支院
法院主事 イ・ファソン

事件  2013チョギ 509違憲審判提請
    20122192
    児童・青少年の性保護に関する法律違反
       (わいせつ物制作・配布等)
被告人 ハン
    住居  平沢市
    登録基準地  平沢市
申請人 被告人の弁護人 法務法人イゴン 
                        担当弁護士 ヤン・ホンソク


主  文

 被告人に対する本法院2012ゴ正2192児童・青少年の性保護に関する法律等違反事件に関し、旧児童・青少年の性保護に関する法律(法律第11572号で改定される前のもの)第8条第4項、第2条第5号の違憲の有無に関する審判を提請する。

2013年9月17日火曜日

オランダ最高裁イラスト児童ポルノ事件判例

ECLI:NL:HR:2013:BY9719欧州判例法識別番号

審級
オランダ最高裁判所
判決年月日
20130312
公開年月日
20130312
事件番号
11/04168 
形式的関係
意見書: ECLI:NL:PHR:2013:BY9719 
ECLI:NL:GHSHE:2011:BQ1179の破棄を求める上告における承認/確認 
法分野
刑法 
特徴
上告 
内容表示
検事局の上告仮想児童ポルノ刑法第240b条(旧)第1項、児童売買、児童売春及び児童ポルノに関する児童の権利に関する条約の選択議定書第2条の冒頭の言葉及びc。「関与しているように見える」。写実的な画像が実写と区別できないという意味において、実在しない児童の写実的な画像も刑法第240b条の罰則規定に含まれるという高等裁判所の判断は正しい。告発の項目5から8に記述されている画像が、この意味において写実的と見なすことはできないという事実判断は、描写されている人物が「実在する児童」ではなく、「(児童を含む)平均的な観客にとって[……]それが加工された画像であることが直ちに明らかである」という、反論の余地のない確認も考慮すれば、理解できないわけではない。該当する国際的諸規則は、他の判決にはつながらない。上述の選択議定書に述べられている「児童ポルノ」の定義は、実在しない児童の写実的でない画像に対してもあてはまるわけではない。
出典
オランダ最高裁オフィシャルサイト (Rechtspraak.nl)
『今週の判決 (RvdW = Rechtspraak van de Week)』、2013年、第421
『オランダ法律家雑誌 (NJB = Nederlands Juristenblad)』、2013年、第732
『刑法ニュースレター (NS = Nieuwsbrief Strafrecht)』、2013年、第171 




判決
20130312
刑事部
S 11/04168
AJ
[被告名]、[出生地名]出身、1974年[〇月〇日]生まれ
に対する刑事事件20/001417-10号における20110414日のスヘルトーヘンボス (s-Hertogenbosch) 高等裁判所判決の破棄を求める上告申立てに対するオランダ最高裁判所判決

1. 上告審
 本上告は高等裁判所検事局検事によって開始された。高等裁判所検事局検事は、文書により上告理由を提出した。その文書は本判決に添付され、その一部をなしている。
 最高裁検事局検事フェッリンガ (Vellinga) は、上告の棄却を勧告した。

2013年8月24日土曜日

ドイツ連邦最高(通常)裁判所 メールテキスト児童ポルノ事件判例

連邦最高裁判所 2013319日決定 (整理番号:1 StR)

連邦最高裁判所刑事事件判例集掲載:同意
連邦最高裁判所判決集掲載:同意
便覧掲載:同意
刊行物掲載:同意

刑法第184b2項及び4

単に子どもに対する性的虐待を描写するメールが発信されたにすぎない場合は、刑法第184b2項及び4項に言う事実上もしくは実際上の出来事を描写する児童ポルノに該当しない。

児童ポルノその他の内容物の入手所持に関わる_(空欄)_刑事事件におけるアウグスブルク地方裁判所の判決に関する2013319日付連邦最高裁判所決定-整理番号1 StR 8/13- 。

連邦最高裁判所第一刑事部は、2013319日付で次のとおり決定する。

2012年6月28日木曜日

スウェーデン最高裁 漫画絵所持無罪事件



スウェーデン最高裁判所
2012615日 B990-11 
(シモン・ルンドストロム事件)





判決

最高裁判所は起訴を却下

ハードディスクの没収請求は却下される。
押収は取り消しウップサラ県警察署 押収品番号2009-0300-BG3663  p.3:2, 5:2及び5:3及び押収品番号:2009-0300-BG3675p.1)

シモン・ルンドストロムは、犯罪被害者基金に関する法(1994,419号)に基づく費用の支払義務及び地方裁判所における弁護費用の返済義務から解放される。

最高裁判所におけるシモン・ルンドストロムの弁護費用に関しては、レイフ・シルベスキ(弁護士)に対し、公的資金から19,456クローナの報酬が支払われるものとする。この費用は国家が負担する。金額の内訳は、以下。業務に対し14,460クローナ、時間の浪費に対し1,105クローナ、付加価値税として3,891クローナ。